先日の課題動画の解答編を書いていこうと思います。
小学生の皆さんには少し難しいかもしれませんが、読んでみてください。
皆さん一生懸命、解答を考えて送ってくれました。
ノートの上から下まで文を書いて画像で送ってくれた人もいれば公式LINEで3つの課題にそれぞれ一行ずつという人もいました。
性格が出るというか、「これを機会に一つでも多く成長してやろう」という人と「やらされているだけで面倒くさ!」という人が分かりやすかったですね。
さて、肝心の解答についてですが、皆さんが送ってくれた
・復習は大事
・10やって1残すより5やって4残す
・謙虚な気持ちを持つ
なども、どれも大切なことばかりです。
それだけでも見る価値がある内容でした。
それを理解してもらうことも見せたかった理由の1つです。
しかし、私が皆さんに動画を見てもらった本当の理由は動画の4:18~4:50までの内容にふれたかったからです。
「え、そこ?」と思う人が多いのではないでしょうか。
そう思った人はまさに私の狙い通りです。
何気ない言葉であり、動画を作った人が伝えたかった内容はその後に続く内容ですので、記憶に残りにくいのです。
実際に、あるクラスでその内容を覚えているか聞いてみましたが、ほとんどの生徒は覚えていませんでした。
しかしですよ、皆さん。
「新しく受け持った生徒さんの授業を3コマ(3回の授業)ぐらい見ると、このぐらいまでいくかな、このぐらいでとまるかなというのがなんとなく分かってしまう。」
これってかなり衝撃的な発言だと思いませんか。
数回の授業で自分の現状のままの限界を勝手に見極められて相手にそうやって見られているわけです。
例えば、自分が何かのプロを目指していたとします。
ある日、プロの人に「何回か練習を見たけど、今のままじゃプロにはなれないよ」と言われたらショックではないですか。
そして、プロになるために何が足りないのか、どうすればいいかと聞きませんか。
しかし、なんとなくやっている(特に、勉強ではやらされていると思っている人)人からすると、言われたところで、そこまで傷つかないでしょう。
これが皆さんだと、成績を上げたい・テストの点数を上げたい・○○高校に合格したい、というときに「何回か授業を見たけど、今のままじゃ成績で○は取れないよ、テストで○○点は取れないよ、○○高校に合格はできないよ」と言われているのと同じです。
それをたった数回の授業で見極められているのです。
本音を言えば、私も秀塾に在籍している生徒の展望についておおよその予想はできます。
当然、全部が全部当たるわけではないですがね。
しかし、途中で何かが起こらない限り、塾講師を真剣にやってきた人はその長年の研究と経験で割と当てることができると思います。
皆さんはその事実を知っていたでしょうか。
また、それを超えてみたいと思うでしょうか。
では、そのプロの「予想」を超えるにはどうしたら良いのか。
それには
1.これまでと考え方を変える
2.これまでと方法を変える
この2つが必要です。
動画で語られていた復習をしよう・10のうち1より5のうち4・謙虚になろう、というのもその一つですね。
秀塾はこの2つの指導に強いこだわりがある塾です。
そのため、今回の課題動画の皆さんの解答に「塾長が日頃言っていることと同じ」という解答がとても多かった。
それは当然なのです。
一人ひとりが私の「予想」を超えるために必要なことを伝えているのですから。
せっかく、皆さんの貴重な青春時代の時間を使っているわけです。
最大限有効に活用していきましょう。
なお、ここまでの内容に共感できないという人もいるかもしれません。
ただ、全員とは言いませんが、その人は成績を上げる・成績を取ること、高校に合格すること(あるいは高校のことがよく分からない)に興味・関心がないと思います。
興味・関心がないことは脳が積極的に覚えようとしないので、塾に通っていても点数は上がらないでしょう。
また、その人がなんと言おうと俺は合格できる、その人が間違っている!という人は相手へのリスペクト(尊敬)が全くないのでお話になりません。
プロをなめています。
余談ですが、「動画を見直す」(復習する)ということをした人はいたでしょうか。
まさに10を聞いて1しか残っていない状態になっていないでしょうか。
もし、そうであれば・・・分かりますね?